最初に市役所の臼杵市教育委員会を訪ね、文化財担当の神田高士氏(文化財課文化財研究室々長)から、同祠についての情報、所在地を聴いた。その後、地図を見ながらいくつかの橋を渡って「諏訪」に向かい、石祠の場所―「三双土建(株)資材置場の土手の下」を探したが、なかなか見つからない。あとで分かったことだが、石祠は元あった場所から一段高い同資材置場の敷地に移されていたのだった。
石祠は新たに設(しつら)えられた木製の囲いの玉垣の中にあり、その横には、元の場所の地下(またはその付近)に埋められていたという石棺の石材(緑泥片岩)が積まれていた。
資材置場管理棟に声を掛けてみたが人影がない。広い敷地を歩いて反対側(山側)の建物に一人の婦人(同石祠を祀る関係者)を見つけ、話をうかがうことができた。(つづく)
2016年11月の「姫君霊」石祠の風景 |
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